防護柵

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道路沿いに簡単に設置できる落⽯防護柵⇔ ⽤地買収が不⽤

⼭間地の道路では,落⽯や⼟砂の流出が確認されると,その度に道路維持⼯事等によって除去されています。落⽯等の⼤半は,30cm⾓未満の⼩規模なもので,運動エネルギーに換算すると5kJ程度以下になります。

SRフェンスは,このような落⽯等に対応する防護柵です。道路斜⾯の法尻に,⼆次製品のコンクリートブロックを並べて,その連結部に差し込んだ⽀柱にワイヤロープとネットを設置する構造で,運動エネルギー6kJレベル以下の落⽯を受け⽌めることが可能です。


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平成11年度に「車両用防護柵標準仕様・同解説[(公社)日本道路協会]」、「道路土工-擁壁工指針[(公社)日本道路協会]」が改訂されました。この結果、車両用防護柵が設置された擁壁構造については、以前の仕様書では、擁壁に衝撃力が作用しますが、衝突荷重を考慮する必要がありませんでした。しかし、改訂では衝突荷重を考慮した設計が明記されました。

この改訂により、プレキャストL型擁壁、ブロック積擁壁、補強土壁、軽量盛土、既設擁壁等へのガードレール設置が従来方法では難しくなりました。

このようなことから、全ての擁壁に設置できるように、分離構造とし擁壁設置後に、擁壁上に設置できるようにしました。