・笠コン底面位置が平水位でも施工可能なため、鋼矢板の長さを短く設計出来るので経済的です。
・現場打ち施工における配筋作業、矢板凹凸形状に合わせた型枠製作と吊り型枠の手間、
養生後の脱型作業などの手間が一切かかりません。
・天候に左右されることが少なく工期短縮が可能です。
・残存型枠(底版プレート)の開発
・底版プレートは軽量かつ機能性にすぐれ、セットが容易で鋼矢板の打ち込み精度に
左右されません。
・底版プレートは各種鋼矢板形状に合わせて製作しますが、現場カットも容易に行え
ます。
・構造・施工性
・標準タイプ(6連結)は1.0m2の大型製品であり、水平積みで安定し、空積工法を基本としている
ことから施工性が良く、大幅に省力化が図れます。
・個別のブロック(400mm×400mm)を鉄筋により横方向に連結した製品であり、カーブ施工
が容易に行えます。
・製品は3分用・5分用・1割用と多種揃えており、勾配変化にも柔軟に対応できます。
・明度
ブロックの表面意匠はコブ出し加工した石材を模しており、ブロック間に15~30mmの隙間を
設けることで適度な陰影ができ、護岸の平均明度を下げました。
・テクスチャー
ブロック表面意匠はコブ出し模様とし、凹凸を持たせた擬石風の面を採用することで、適度に
粗い肌理としました。
●ライフサイクルコストを軽減させる高機能トンネル専用側溝
・一体型(スリム)境界ブロック
・境界ブロックと側溝を一体化することにより、施工性が向上し経済的にもなりました。
・背面をスリム化することにより、各種埋設物のスペースが確保できます。
・鋼製スリット蓋
・目詰まりしにくいパンチ穴形状により、側溝内への土砂流入量が減り(格子タイプの1/5程度)、
維持管理を軽減できます。
・安全対策として、リッド面に跳ね上げ防止用の爪を設置。また、リッド同士が全てボルト連結
できます。
・メンテナンスの省力化
清掃は、桝と桝の中間部の鋼製スリット蓋を1枚だけ取り外し、高圧洗浄機ホースで
行なうことができます。