プレキャストガードレール基礎 農林水産省農業農村整備新技術登録製品 NETIS:SK-060003-V
平成11年度の基準改定で、衝突荷重を考慮して設計することが明記されました。擁壁等に衝突荷重を作用させると、許容応力度の超過、転倒に対する安定不足等の問題が生じます。こうしたことから、要求性能を満たしたプレキャストガードレール基礎を開発しました。
特 長
1. 施工性に優れます
プレキャスト製品であることから、工期短縮が図れます。
縦断勾配が12%までであれば、ガードレール支柱は垂直に施工できます。
曲線半径15mまで対応できます。 (連結金具は直線・曲線の両方に対応した金具を使用)
擁壁前面に足場設置の必要がありません。
軽量であることから小型機械で施工できます。
ガードレール支柱が路面側にないため、舗装施工が容易です。
仮設時の道路拡幅が容易に行えます。
2. 経済性に優れます
連結構造とすることで、軽量化を図りました。
設置時の効率化を図りました。
3. 安全性に優れます
実物実験により、本体、連結部の性能確認を行っています。
4. 平成11年度以前の擁壁修繕(ガードレール取替等)を行う場合、天端部だけでガードレール設置が可能です。
長崎県