=基準改定に対応したプレガードⅡ=
歩行者への配慮、衝突車両の「誘導性能」を向上
平成11年3月の「道路土工-擁護工指針」の基準改定で、車両用防護柵を設置した擁壁では自動車衝突荷重を考慮して、応力計算、安定計算することが明記されました。基準に対応した独立型防護柵基礎「プレキャストガードレール基礎」を開発して7年間で130㎞の施工実績を積むことができました。
この期間にお客様から頂いた声を反映して、防護柵支柱位置をBC種45㎜、A種20㎜を車両側に移動させることで、歩行者への配慮、衝突車両の誘導性能を向上させたプレガードⅡとして改良を行いました。擁壁上に設置し、自動衝突荷重を分散させることによって従来の擁壁断面のままで安全性能を確保することもできます。この手法が、より経済性と施工性に優れていると思われます。
兵庫県